資料詳細
資料情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 資料管理番号 | 館古044 |
| 資料群名 | 国絵図 |
| 資料群名よみ | くにえず |
| 種類 | 原本 |
| 点数 | 105 |
| 参考資料 | 館蔵資料参考ファイル |
| 資料概要 | 江戸時代の国別絵図、105点。3群に大別できる。第1群は松平乗命(のりとし)本を書写した国絵図68点、第2群は第1群以外の手書の国絵図28点、第3群は江戸時代後半期の木版本国絵図9点。第1群は陸奥国から大隅国まで全国の絵図が完全に揃い(ただし、信濃国は南半分のみ)、帝都図と名付けられた洛中図が1点加わっている。明治5(1872)・6年ごろ、美濃国の旧岩村藩知事松平乗命が所蔵するものを、京都府が借用し、当時、京都を中心に活躍していた画家約50名ほどを動員して、模写させたものである。現在、原図は内閣文庫の所蔵になっているが、それと比較してみると、非常に忠実に模写されていること、山・田畑や建物の描き方や色彩の使用において各画家の画風がよく表われていることがわかる。絵図の大きさは、大小まちまちで、最大のものは石見国で、縦509センチメートル、横274センチメートル、最小は加賀国で、縦74センチメートル、横99センチメートルである。一人の画家が一国を基本に担当模写したと思われるが、小さな絵図の場合、一人が5ヶ国を担当した例もある。また、記載内容から判断して、正保度と元禄度のものが多く、帝都図は寛文年間(1661~73)の様子を伝えたものである。なお、模写にあたった画家は、嶋田雅喬・吉阪鷹峯・浅井柳塘・八木雲渓・鈴木瑞彦・重春塘・塩川文麟・村上和公(京都府職員)・今尾景年・秦金石・加納黄文・村瀬玉田・野村文挙・石原蘭石・菱田日東・山田文厚・小沢文隆・土佐光文・山岡墨仙・岡嶋清曠・羽田月州・中西耕石・久保田米僊・岸竹堂・巨勢小石・鈴木百年・林耕雲・幸野楳嶺・中島有章・望月玉泉・伊沢九皐・鈴木百僊・□山松泉・永瀬雲山・森寛斎・邸瀬雙石・中島華陽・前川文嶺・桜井百嶺・福島半僊・狩野永詳・田中有美・長野祐親・国井応文・円山応立・鈴木百翠・前田暢堂の47名が確認できる。ただし山城・丹波・摂津・美濃の4ヶ国の模写担当者は不明である。第2群の国絵図は、信濃・遠江・三河・美濃・尾張・越中・能登・若狭・加賀・越前・伊勢・志摩・伊賀・近江・大和・紀伊・山城・摂津・河内・和泉・丹波・丹後・但馬・播磨の24ヶ国分ある。その内、信濃・三河・若狭の3ヵ国絵図は元禄図であり、遠江・越前・志摩・紀伊・山城・河内・和泉・丹波を除く国絵図は、すべて分割図となっている。第3群の木版本国絵図は、武蔵国全図(橋本玉蘭画図)、慶応4(1868)年発行の甲斐国全図(水戸・鶴峯彦一郎作)、天保6(1835)年刻成の信濃国大絵図(森川保之図画)、安政3(1856)年の近江国大絵図(徒然菴耊著)、寛政11(1799)年の丹波国大絵図(矢野貞利著)2点、改正和泉国大絵図2点、嘉永7(1854)年発行の備中国大絵図(松川半山書図)である。 |
| 利用上の注意 | |
| 参照 | |
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