資料詳細
基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| (和暦)年月日 | 大正11年3月3日 |
| (西暦)年月日 | 1922/03/03 |
| 巻数 | 1、4、4、4、9 |
| 区分 | 政治・行政、社会、社会、社会、芸能 |
| 内容 | 全国水平社創立大会、岡崎公会堂で開かれる、綱領・宣言・決議採択、執行委員長に南梅吉選出、参加者約3,000。、全国水平社創立大会、2千人を集めて岡崎公会堂で開催、綱領・宣言・決議を採択。中央執行委員長南梅吉、中央執行委員駒井喜作・阪本清一郎・米田富・平野小剣・桜田規久三を選出。*1、府、戰傷者および14歳未満の者の行商に対する慈善行商取締規則公布。、*1 【当日、水平社が発表した綱領・宣言・決議】 綱領 一、特殊部落民は部落民自身の行動によって、絶対の解放を期す。 一、吾々特殊部落民は絶対に経済の自由と職業の自由を社会に要求し、以て獲得を期す。 一、吾等は人間性の原理に覚醒し人類最高の完成に向って突進す。 宣言 全国に散在する吾が特殊部落民よ団結せよ。長い間虐げられて来た兄弟よ。過去半世紀間に、種々なる方法と、多くの人々によってなされた吾等の為めの運動が何等の有難い効果を齎らさなかった事実は、夫等のすべてが吾々によって、又他の人々によって毎に人間を冒瀆されていた罰であったのだ。そしてこれ等の人間を勦るかの如き運動は、かへって多くの兄弟を堕落させた事を想へば、此際、吾々の中より、人間を尊敬する事によって自ら解放せんとする者の集団運動を起せるは、寧ろ必然である。 兄弟よ、吾々の祖先は自由、平等の渇仰者であり、実行者であった。陋劣なる階級政策の犠牲者であり、男らしき産業的殉教者であったのだ。ケモノの皮剝ぐ報酬として、生々しい人間の皮を剝ぎとられ、ケモノの心臓を裂く代価として、暖い人間の心臓を引っ裂かれ、そこへ下らない嘲笑の唾まで吐きかけられた呪はれの夜の悪夢の内にも、なほ誇り得る人間の血は、涸れずにあった。さうだ、そして吾々は、この血をうけて人間が神にかはらうとする時代にあふたのだ。犠牲がその烙印を投げ返す時が来たのだ。殉教者が、その荊冠を祝福される時が来たのだ。 吾々がエタである事を誇り得る時が来たのだ。 吾々は、かならず卑屈なる言葉と法懦なる行為によって、祖先を辱しめ、人間を冒瀆してはならぬ。さうして人間の世の冷たさが、何んなに冷いか、人間を勦はる事が何んであるかを知っている吾々は、心から人生の熱と光を願求礼賛するものである。 水平社は、かくして生れた。人の世に熱あれ人間に光あれ。 決議 一、吾々に対しエタ及び特殊部落民等の言行によって侮辱の意思を表示したる時は徹底的糾弾を為す。 一、全国水平社京都本部に於て我等団結の統一を図る為め、月刊雑誌『水平』を発行す。 一、部落民の絶対多数を門信徒とする東西両本願寺が、此際、我々の運動に対して包蔵する赤裸々なる意見を聴取し、其の回答により機宜の行動をとること。、長唄津宝美会結成され第1回演奏会が岡崎公会堂に開場。鳴り物六郷新五郎、石田貴市郎、長唄は枡屋六桃次、昭七郎、源太郎、左喜次郎、佐喜三、小川芳松ら。 |
| 出典 | 日出 3・4、部落の歴史と解放運動、府令14号、『労働運動』1922年4月<4号>、日出 3/5 |
| 新聞名 | |
| 参照 |