写真資料のガラス原板

当館にある石井行昌と黒川翠山の写真は、ガラス原板で保存されています。アナログ写真の時代には、写真の像を写し取る感光材としてフィルムやガラス板を使っていました。写真の発明された1840年代には金属の銀板を使い、1850年代にはガラス板を使う湿板写真、1870年代以降には乾板写真へと変わっていきました。石井行昌と黒川翠山の写真(1890~1940年代)は、このガラス乾板の時代のものです。

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